ワイヤークロッシェで作るシンプルイヤリング

<ワイヤークロッシェで作るシンプルイヤリング 体験レポート>

こんな可愛いピアスが自分で作れる!? ワイヤークロッシェを体験

今回は、「ワイヤークロッシェで作る、シンプルイヤリング作り」に参加させていただきました。

△先生の素敵な作品たち

  • ワイヤークロッシェとは?

「ワイヤークロッシェ」ってなに? という方も多いのではないでしょうか。‟クロッシェ„とは、かぎ針を使って編むこと。ワイヤークロッシェとは、その名のとおり「ワイヤーをかぎ針で編んで作るアクセサリー」のことで、最近じわじわと人気を集めています。

教えてくれたのは、きむらななえ先生。ワイヤークロッシェ作家・講師であり、ワイヤークロッシェを紹介する本の出版や、資生堂やシュウウエムラなど広告へのアクセサリー提供などもされています。

△先生の耳元を飾るピアスも自作のワイヤークロッシェ。素敵ですね。

今回の参加者は4名。うち2名はすでに先生の教室に長く通われているワイヤークロッシェ経験者、そして残り2名はワイヤークロッシェ初挑戦!です。

私は「くさり編みってどんな編み方だったっけ?」という、初心者レベル。小学生の頃に毛糸で編み物をした記憶があるような、ないような…そんなほとんど知識も経験ない状態での参加となりました。はたして、こんな私でもピアスを無事作れるのでしょうか⁉

  • いざ、ピアス(イヤリング)作りスタート!

今回作るのは、初心者でも簡単に作れるというシンプルなピアス。ピアス穴がない方は、イヤリングを作ることもできます。

△今回作るのはこちらのピアス。初心者向けとのことですが…

必要な材料や道具はすべて用意されています。手ぶらで参加できるのも嬉しいポイントですね。

 

① ワイヤーでくさり編みを編む

用意されているワイヤーを、かぎ針を使って編んでいきます。編み方は、かぎ針編みの基礎となる「くさり編み」だけ。くさり編みが初めての方も先生が丁寧に教えてくれるので安心ですよ。

毛糸ではなく、ワイヤーを編むというのはなかなかない経験。最初は手に余計な力が入ってしまい、「筋肉痛になるのでは!?」」と思いましたが、段々とコツがつかめてきたら手の力も抜け、編み目もキレイに。無心で編むことが楽しくなってきます。

くさり編みを指定された長さ編んだら、同じものをもう1本作ります。

△経験者の方がササっと編んでくれた「くさり編み」。編み目が均一でキレイ!

② ワイヤーにビーズを編みこむ

続いて、事前にビーズが通されているワイヤーを編みます。①と同じようにワイヤーをくさり編みし、編み目ごとにビーズを編みこんでいきます。

こちらは①の工程より細いかぎ針を使って、編みこんでいきます。かなり細かい作業! 指先と目元についつい力が入ってしまいます(笑)。

③ ①と②をそれぞれ丸める

①のくさり編みと②のビーズの入ったくさり編みができあがったら、それぞれをボール状にしていきます。

①②で、多少編み目がガタガタになったり、粗くなったりしても、この工程で微調整できるので安心! まさに初心者にぴったりなアイテムですね。

 

ボールになったら、余分な部分をカットします。

△4つのパーツができあがりました

 

④ すべてのパーツを丸カンでつないで仕上げる

パーツすべてができたら、あとはそれぞれを丸カンでつなげば完成です!

△平ペンチを使って丸カンを開き、それぞれのパーツを入れていきます

⑤ 愛着たっぷりの一品が完成!

1時間半~2時間ほどでかわいいピアス(イヤリング)が完成しました! 集中していたので、あっという間! 心地よい疲労感とともに達成感も味わうことができました。

△完成したイヤリング

自分で手作りしたということで、さっそく愛着もわいてきます。

  • お茶とスイーツでほっと一息

完成後は、先生が用意してくれたケーキとお茶で楽しいティータイムです。集中して酷使した脳もこれでリラ~ックス。何よりもみんなでワイワイと他愛もない話をする時間が心地よいですね!

△ワイヤークロッシェにハマって長いというお二人

△胸元を飾るのはもちろん自作のネックレス!

△先生の作品の一つ。ワイヤーでできているとは思えないほど柔らかな質感で、なんとも手の込んだ一品です。

△革と組み合わせて作られたピアスも。

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△作ったピアス(イヤリング)と一緒に

参加前は「ワイヤークロッシェ」という言葉すら知らなかった私ですが、体験するうちにすっかりとその世界に魅了され、ハマってしまいそう。自分を着飾るアクセサリーを自分の手で作ることができる幸せ、達成感、なによりみんなでワイワイとおしゃべりしながら作業できる空間、そんな楽しさ満載の体験となりました。

「編みものなんてしたことがない」「手先が不器用」という方も、先生が一から丁寧に教えてくれるので安心して参加することができますよ。とくに今回のクロッシェボールのピアスは、多少の失敗があっても後から調整することができますし、思わぬ味のある作品になることも。

終わる頃には、きっとワイヤークロッシェの世界にどっぷりつかっていることでしょう。

まずは手ぶらで参加できる「たいけん倶楽部」で、奥の深いワイヤークロッシェの世界を体験してみては。

(たいけん先生:きむらななえさん)

ワイヤークロッシェ作家・講師。1966年生まれ、B型。2004年より講師活動スタート。 都内カルチャースクール講師を経て、ギャラリーなどでのグループ展、百貨店での期間限定ショップなど販売経験も多数。資生堂やシュウウエムラなど広告へのアクセサリー提供も行う。現在は表参道教室を中心に活動中。趣味は映画鑑賞(スケールの大きい映画が大好き)、読書(時代物にハマっています)、演劇鑑賞(俳優という仕事を何より尊敬)。 著書に「ワイヤークロッシェのアクセサリー」「ワイヤーで編む小さなアクセサリーの物語」(いずれも文化出版局)

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