春の到来を感じさせる「フレッシュミモザ」を使った、リース作りを体験!

<フラワーアレンジメント 体験レポート>

ミモザは、黄色い小さな花が特徴的なお花。シーズンは2月〜4月です。

イタリアでは、「国際女性デー」の3月8日を「ミモザの日」と呼び、男性が女性へミモザを贈る習慣があるのだとか。

ワークショップでは、そんな春を感じさせるミモザをリースにアレンジしていきます。

教えてくれるのは、芝崎純子先生。

白金台を拠点に、生花やプリザーブドフラワー(生花を加工して長期保存できるお花)、アーティフィシャルフラワー(造花)などヨーロピアンスタイルのフラワーレッスンを行っている先生です。

私も含め、全員女性の計6名の参加者でスタート! なかにはこういったフラワーアレンジメントのワークショップに参加した経験のある方もいて、先生から簡単なレクチャーを受けたらすぐに手を動かして、スムーズに作業していたのが印象的でした。

実は私も、芝崎先生のプリザーブドフラワーのレッスンに通っていたことがあります。ただ、生花はほとんど経験がないので、順調に進められるか不安に感じながらの参加でした。

でも、わからないところやつまずいたところは、気さくな先生が丁寧に教えてくれるので安心です!

  • ミモザを使って、リースのベース作りからスタート!

まずは、リースのベースを作っていきます。

すでにリング状になっているリース用の土台があるので、これにベースとなるミモザを固定していくという作業です。

ミモザをいくつかとって、長さを適宜調整。これを土台に置いて、ベースのデザインを決めていきます。ちなみに、お花の方向は同じ方向になるようにするのが基本。

位置がだいたい決まったら、リースワイヤーを使って固定する工程へ。ミモザの茎が土台に付くようにワイヤーを巻きつけます。間隔は5cmくらい。

ここの固定は、リース用の土台からミモザの花の部分が飛び出るくらいの、少しゆるめの強度で大丈夫です。

ここでしっかり付けてしまう人もいるので、「お花って性格が出ますね」(参加者)、「そうなのよ!」(先生)といった雑談も。

そんな私もきっちり固定派でした。きっちりしすぎて、せっかくのミモザのボリュームのある雰囲気がちょっと残念な感じに…。その後、先生に手伝ってもらって、なんとかカタチになりました!

これでベースは完成です。

  • ローズマリーやユーカリの葉も組み合わせて、ボリューム感アップ!

ベースができたら今度は、リースにボリュームをもたせるために、ミモザの小さな束をいくつか作っていきます。

その束に、ミモザの花や葉のほかに、ローズマリーやユーカリの葉を組み合わせ、ワイヤーを使ってまとめていって…。

最終的にはその束を先ほど作ったベースに、リースワイヤーを使って固定していきます。

ちなみに束の数は、リースにどのくらいボリュームをもたせたいかにもよりますが、だいたい、8〜9個前後。

数がそろったら、こんな風にリースの上に乗せて、できあがったときのバランスを考えていきます。

この作業がリースの完成度を左右する肝になります!

参加者のみなさんも自分好みのリースにするために、束を作ってはベースに置いてバランスを見たりと、集中して取り組んでいました。

 

ボリューム感や束の配置のバランスなどに納得できたら、いよいよリースワイヤーを使って、束をベースに付けていきます。

今回はベースを付けたときと違って、きっちりとワイヤーを巻きつけて固定していきます。時間が経つにつれ、どうしてもお花がやせてきてしまうので、そうなっても取れないようにするためです。

  • 最後にバランスを調整して完成!

ここまできたら、完成までもうひと息!

全体のバランスを見て、足りないと感じたところやもう少し付け足したいところに、グルーガンを使って適度な長さに切ったミモザやローズマリー、ユーカリの葉を貼り付けます。

リースが引っ掛けられるように、先生にワイヤーでループを付けてもらったら最終チェック!

壁などにかけて全体のバランスを見て、ちょっと手直ししてもらったら完成です!

最後に参加者全員のミモザリースを飾ってみましたよ♪

ワイヤーでお花を固定したり、花や葉をまとめたりする作業がほとんどなので、ものすごく難しいテクニックが必要なわけではありません。ただ、リースのボリュームやミモザの花やグリーン(葉)をどのように配置するかに、少しコツが必要です。

不安なときは、その都度先生に聞けば教えてもらえますし、手直しもしてくれるので不器用な人でも安心。最初は心配だった私でも、ちゃんとできあがりましたよ!

お花は季節を感じるのに、有効なアイテム。しかもレッスン中は、ミモザやローズマリー、ユーカリの葉のいい香りがして、とても癒やされました!

それに、自分の手作りでアレンジをすると、ただお花を飾るだけよりも愛着がわいてきます。

はじめての人もそうでない人も、ぜひ体験してみてくださいね!

 

  たいけん先生:芝崎純子さん

東京育ち、台東区谷中の下町生まれ。20歳から原宿神宮前、青山、代々木上原と在住。広告関連、インテリア関連の仕事をし、フォトグラファーと結婚。20歳の息子の母でもあります。現在白金台在住。油絵や水彩など描くアーティスト肌の母の血を引いているのか、元々、アートやフラワーデザインなど興味があり、レッスンを4年ほど受けディプロマ取得。毎年クリスマスリースレッスンの11月には一カ月150名ほどのレッスンを開催。カジュアルにお花を楽しみ、笑顔になってほしいというコンセプトは今も変わらずです。

 

ライター:女子部JAPAN(・v・) 編集部・Hicary